[5月4日(6月20日)]
植松〜館腰〜愛島笠島〜愛島塩手〜
(白石〜岩沼〜名取〜仙台国分町・大崎庄左衛門宅(泊))
①紀行文
あふみ摺 白石の城を過て 笠しま能郡耳入連者 藤中将実方能塚盤 いつくの程ならん登 人耳とへ者 これより遥右尓見ゆる山際の里を ミの王(蓑輪)笠嶋登云 道岨神の社(ヤシロ) 可多みの薄 今耳侍るとをしゆ 此比の 五月雨二 道いとあしく(わるく) 身つ可れ侍連者 よそな可らな可免やりて過るに みの(蓑)ハ 笠しまも 五月雨の折尓婦連多りと
(あぶみ摺、白石の城を過て、笠じまの郡に入れば、藤中将実方の塚は、いづくの程ならんと、人にとへば、これより遥右に見ゆる山際の里を、みのわ(蓑輪)笠嶋と云。道岨神の社(ヤシロ)、かたみの薄、今に侍るとをしゆ。此比の、五月雨に、道いとあしく(わるく)、身つかれ侍れば、よそながらながめやりて過るに、みの(蓑)は、笠じまも、五月雨の、折にふれたりと、)
笠嶋盤いつこさ月のぬ可り道
(笠嶋はいづこさ月のぬかり道)
②「かさしまや」句文懐紙
中将真(実)方能つ可ハ なと利郡笠し万登云處尓て 道よ利一里者可利尓侍る登いへ登 安免志支利尓降て 日もく礼尓及侍れ者 王利なくて過ぬ
可さし万やいつこ五月のぬ可利道
可さし万やいつこ五月のぬ可利道
(中将真(実)方のつかは、なとり郡笠しまと云処にて、道より一里ばかりに侍るといへど、あめしきりに降て、日もくれに及侍れば、わりなくて過ぬ
かさじまやいづこ五月のぬかり道 )
【句碑】
①藤原実方の墓入口
名取市愛鳥塩手字北野39
笠嶋ハ移つこ皐月乃ぬ可り道
(笠嶋はいづこ五月のぬかり道)
②道祖神路(館腰神社より奥州街道を南へ数百m)
(館腰神社 名取市植松4-2-6)
名取市植松西岡62-1民家・道路角 川内沢川橋側
笠島盤いつこ皐月のぬ可里道
(笠島はいづこ五月のぬかり道)
一覧へ
【句碑】
①藤原実方の墓入口
名取市愛鳥塩手字北野39
笠嶋ハ移つこ皐月乃ぬ可り道
(笠嶋はいづこ五月のぬかり道)
②道祖神路(館腰神社より奥州街道を南へ数百m)
(館腰神社 名取市植松4-2-6)
名取市植松西岡62-1民家・道路角 川内沢川橋側
笠島盤いつこ皐月のぬ可里道
(笠島はいづこ五月のぬかり道)
一覧へ